電動化でインドのモビリティを牽引!
ヴァレオは、インドでの電動化戦略として、新しい技術製品の現地生産を段階的に進めることに力を入れています。特に、乗用車だけでなく、世界最大の二輪・三輪車市場であるインドのニーズにもしっかり応えていくとのこと。
例えば、インドの大手SUVメーカーであるマヒンドラ&マヒンドラ(M&M)とは、電動パワートレインの供給で協力。プネにはe-axle専用の新しい工場と生産ラインを立ち上げました。この提携は、総受注額が10億米ドル規模にもなるというから驚きです。
さらに、三輪車の分野では、Atul Greentech Private Limited (AGPL) と Honda Power Pack Energy India Private Limited (HEID) ともタッグを組んでいます。ホンダのバッテリー技術とヴァレオのパワートレイン、Atul Greentechの専門知識を組み合わせることで、都市交通向けの信頼性の高いEVソリューションを提供し、インドのEV普及を後押しすることでしょう。
二輪車向けには、レアアース・フリー磁石モーターを使った次世代の小型モビリティ用ジェネレーターを導入していく予定です。環境に優しいモビリティへの貢献が期待されますね。
安全な運転をサポートする先進技術
ヴァレオは、電動化だけでなく、ADAS(先進運転支援システム)とARAS(先進ライダー支援システム)ソリューションの開発にも力を入れています。
乗用車や商用車向けのADASでは、チェンナイのR&Dセンターがソフトウェア開発やAIを活用したエンジニアリング、システム検証でグローバルなプログラムを支えています。また、グジャラート州のサナンド工場では、超音波センサーの供給に加えて、2026年中旬にはカメラの生産ラインも導入する計画です。
二輪・三輪車向けには、CES 2026でHero MotoCorpとの戦略的パートナーシップを発表しました。ヴァレオのレーダーやスマートカメラ技術と、Heroのインドの交通事情に関する深い知見が融合することで、交通事故の削減やライディング体験の向上を目指します。ライダーと歩行者の両方を守るための新しいグローバルスタンダードが生まれるかもしれませんね。
AIが研究開発を加速!
ヴァレオは、研究開発のあらゆる場面でAI(人工知能)の活用を進めています。効率アップやイノベーションの加速、コストと開発期間の短縮を目指しているとのこと。インドにあるR&Dセンターは、グループ全体のイノベーションプログラムで中心的な役割を担っており、チェンナイとバンガロールには3,300人以上のエンジニアが集結しています。
さらに、ヴァレオは自動車分野だけでなく、新たな展開も始めています。2CRSi社と共同で、エッジデータセンター向けの液浸冷却ソリューションを開発中。これはインドでの5G展開をサポートするためのもので、過酷な屋外環境にも耐えられるように設計されているそうです。
インドでのヴァレオの歩み
ヴァレオは1997年からインドで事業を展開しており、チェンナイ、プネ、サナンド、グルガオンに6つの生産拠点、そしてチェンナイとバンガロールにグローバルR&Dセンターを構えています。7,500人以上の従業員が活躍しており、その半数以上がエンジニアだというから、技術開発への力の入れようがうかがえます。
ヴァレオは、これからもより安全で、よりスマートで、より持続可能なモビリティの実現に向けて、イノベーションを続けていくでしょう。
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