総合ランキングをチェック!
まずは、気になる総合ランキングを見てみましょう。
| 順位 | メーカー・車種 | リセール・プライス |
|---|---|---|
| 1 | ホンダ・X-ADV | 127.0 Pt |
| 2 | ホンダ・CB1000F | 105.9 Pt |
| 3 | ホンダ・CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES DCT | 92.7 Pt |
| 4 | ホンダ・NC750X DCT | 91.7 Pt |
| 5 | ホンダ・Gold Wing Tour | 91.5 Pt |
| 6 | ホンダ・スーパーカブ C125 | 90.9 Pt |
| 7 | ヤマハ・MT-09 SP ABS | 87.3 Pt |
| 8 | ホンダ・ADV160 | 87.1 Pt |
| 9 | ヤマハ・MT-09 Y-AMT | 83.0 Pt |
| 9 | ホンダ・PCX125 | 83.0 Pt |
見ての通り、ホンダ車が上位を席巻していますね!特にX-ADVの強さが際立っています。
5回連続首位!ホンダ・X-ADVの魅力
第52回から5回連続で首位をキープしているX-ADVは、ビッグスクーターとアドベンチャーを融合させたユニークなデザインが特徴です。街乗りからツーリング、アウトドアレジャーまで、どんなシーンでも活躍できるオールラウンドな性能が人気の秘密。国内外問わず需要が高く、前回のランキングから約14ポイントも上昇していることからも、その人気の高さがうかがえます。
2位に食い込んだホンダ・CB1000Fに注目!
今回のランキングで2位に輝いたのは、CBブランドのフラッグシップとして登場した大型ロードスポーツバイク、ホンダ・CB1000Fです。
2025年のモーターサイクルショーで「CB1000F Concept」が展示されて以来、市販化を待ち望む声が多く聞かれました。往年のホンダ・CB750FやCB900Fをモチーフにした外観は、レトロさとモダンさが融合したデザイン。特に、1980年代にフレディ・スペンサーが駆ったCB750Fレーサーを彷彿とさせるブルーストライプのウルフシルバーメタリックは、多くのライダーの心を掴んだようです。
直列4気筒エンジンを搭載し、街中でも扱いやすい出力特性と安定した走りを実現。これまで大型ロードスポーツ市場で存在感を示してきたカワサキ・Z900RSのライバルとして、今後の動向が非常に気になりますね。CB1000Fが中古市場でどのような立ち位置を築くのか、次回のランキングも要チェックです!
4位にランクイン!ホンダ・NC750X DCTの進化
4位には、水冷直列2気筒エンジンを搭載するクロスオーバーモデル、ホンダ・NC750X DCTがランクインしました。
このモデルの大きな特徴は、DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を採用していること。クラッチ操作やシフト操作が自動化されるので、快適な走りが楽しめます。また、燃料タンクをシート下に配置することで、一般的な燃料タンクの位置にフルフェイスヘルメットも収納できるスペースがあるんですよ(ヘルメットの形状や大きさによっては入らない場合もあります)。
2025年モデル以降では、ヘッドライトなどの外観が新しくなり、5インチフルカラーTFTメーターやマルチファンクションスイッチ、Honda RoadSyncが標準装備されるなど、表示・操作系や連携機能が大幅に強化されています。さらに、フロントブレーキのダブルディスク化による制動力強化や、新設計ホイールによる軽量化も図られており、ライダーの要望に応え続けていることが分かりますね。10年以上にわたる改良が、中古市場での高い人気を維持している理由でしょう。
『リセール・プライス』ってなに?
『リセール・プライス』とは、バイクを再び売却(リセール)する際の価格(プライス)のこと。2026年5月現在、新車で購入できるバイクを対象に、業者間オークションでの落札金額の平均値と新車販売価格をもとにポイント化されています。ポイントが高いほど、リセール・プライスが高いと判断できます。
この指標は、バイク未来総研が独自に集計したもので、バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としています。詳しい算定基準は、以下のバイク未来総研の記事で確認できますよ。
バイク未来総研所長・宮城光氏からのコメント
バイク未来総研所長の宮城光氏は、今回のランキングについて次のようにコメントしています。
「今、求められているものは単に速く走れるバイクというわけではなく、『高額でも手放したくない・中古でも欲しい』バイクが勝っているのではないか。X-ADVが5回連続首位を獲得して依然とした強さをみせる中、CB1000Fが2位にランクインしたのはブランドへのロイヤリティーが大きく影響しているだろう。何と言っても、ホンダ大型ネイキッドへの期待感、CBブランドの安心感、CB系ユーザーの支持が幅広い年齢層に広がったことも影響しているだろう。」
また、DCTや電子制御による長距離快適性が評価されるAfrica Twin DCTについても、「大型なのに中古で値落ちしにくいのは、『旅目的』のユーザーが多いからだと考えられる。このマシンでオーナー自身のストーリーが作れると思わせる魅力があることも人気の理由だろう」と分析しています。
日本のバイク市場は、「速さ」「馬力」「SS」といった要素が強く求められた時代から、「疲れない」「使える」「旅できる」「自動化」といった要素が求められるように変化しており、二輪も四輪と同様に「SUV化」が進んでいる傾向があるとのこと。ランキングを見ると、日本のライダーは速さだけを求めるのではなく、「乗る回数が増えるバイク」を選び始めている、という傾向が読み取れますね。
バイク未来総研って?
バイク未来総研は、2022年3月に発足した、バイク業界のより良い未来を考え、新しい価値を調査・分析し、社会に発信する目的で活動している組織です。国内外のレースで活躍し、現在はモータージャーナリストとしても多方面で活動する宮城光氏を所長に迎え、バイクライフの楽しさや独自データ分析などの情報発信を行っています。
バイクに関する面白い情報が盛りだくさんのバイク未来総研。ぜひチェックしてみてくださいね!