2025年 自転車通学時の事故、中高生ともに微増傾向に!群馬県が高校生部門で12年連続ワースト1位
- 2026.09.29
- 雑記ニュース
2025年 都道府県別 通学時自転車事故件数ランキング
2025年の全国における通学時の自転車事故件数は、中学生が1,688件、高校生が7,081件となり、前年に比べて中学生で2.1%、高校生で3.5%の増加となりました。全体の自転車事故件数は減少傾向にある中で、中高生の通学時事故は微増している点が注目されます。
都道府県別の1万人当たりの事故件数では、中学生のワースト3が「群馬県」「徳島県」「香川県」です。高校生では「群馬県」「静岡県」「愛知県」がワースト3となっています。特に群馬県は、高校生自転車事故において12年連続でワースト1位という結果が出ています。

47都道府県別 中学生・高校生の1万人当たりの自転車事故件数ランキング(2025年)


2025年 通学時自転車事故の加害者(第1当事者)率ランキング
通学時の自転車事故において、中高生が加害者(第1当事者)となるケースは全体の約2割(中学生21.0%、高校生21.8%)を占めることが分かりました。事故の加害者になった場合、多額の損害賠償が必要となる可能性があり、本人の将来にも影響を及ぼすことがあります。
中学生の加害者率ワースト3は「栃木県」(55.9%)、「東京都」(52.1%)、「和歌山県」(46.7%)です。高校生では「東京都」(55.3%)、「栃木県」(43.7%)、「兵庫県」(37.7%)がワースト3となっています。

47都道府県別 中学生・高校生の自転車事故 加害者(第1当事者)割合ランキング(2025年)


通学時自転車事故の状況
通学時の自転車事故の相手方は、中学生・高校生ともに8割強が自動車です。これは通勤時間帯と重なることが一因と考えられます。特に、出会い頭の自動車との衝突・接触には十分な注意が必要ですね。
2023年4月からのヘルメット着用努力義務化にもかかわらず、事故時の着用率は全国的に課題が見られます。中学生では70.3%と比較的高いものの、高校生では14.9%と非常に低く、約8割が未着用でした。頭部損傷は死亡事故の約6割を占めており、ヘルメット未着用者の致死率は着用者の約2倍というデータもありますので、ヘルメット着用の促進は急務と言えるでしょう。


通学時の事故発生場所
中学生・高校生ともに、事故発生場所の7割以上が交差点内であることが分かりました。交差点での信号遵守や一時停止、安全確認の徹底が非常に重要です。また、歩道での事故も多く、歩車道分離の歩道が中学生で12.9%、高校生で14.8%を占めています。歩道を通行する際は、歩行者優先の原則を忘れずに、徐行や車道寄りの通行を徹底することが求められます。


2025年の通学時自転車事故調査・分析総評
古倉宗治氏(一般社団法人日本シェアサイクル協会 会長/NPO法人自転車政策・計画推進機構 理事長)による総評では、2025年の全国の自転車事故件数は1975年以来最低の数値であるものの、全交通事故に占める自転車事故の割合は過去最大の水準が続いていることが指摘されています。

中高生の通学時自転車事故に焦点を当てた対策の必要性
全体の自転車事故件数が減少する中で、中高生の通学時自転車事故は微増しており、対策の強化が求められています。特に高校生の事故件数は中学生の4.5倍と群を抜いて多く、高校生への重点的な安全教育や通学路の環境整備が重要であると考えられます。

事故の相手方の8割以上が自動車であることから、中高生だけでなく、自動車の運転者に対しても、自転車通学中の学生への配慮を呼びかける必要がありますね。また、加害者となるケースが2割強あることや、中高生側の法令違反率も7割以上と高いことから、責任ある運転意識の醸成とルール教育の徹底が不可欠です。
人的要因(ミス)とヘルメット着用率の改善
事故の人的要因としては、発見の遅れや見落としといった認知ミスが中高生に高い割合で存在します。スマートフォンを見ながらの運転や友達との会話に夢中になるなど、集中力の欠如が原因となることが多いようです。具体的なミスの内容を学び、事故防止につなげることが大切ですね。
高校生のヘルメット着用率は依然として低く、中学生の着用率が高いことを模範とし、大人も率先してヘルメット着用を推進することが求められています。ヘルメットは頭部への致命傷を防ぐ重要な役割があり、事故時の損害賠償額にも影響する可能性があるため、ぜひ着用を習慣化してほしいですね。
自転車の点検とBAAマーク、保険加入の重要性
通学で毎日自転車を利用すると、年間で日本縦断できるほどの距離を走行するとも言われています。事故を防ぐためには、車両の定期的な点検と安全性確認が非常に重要です。整備不良が見つかるケースも多いため、日頃からメンテナンスを行いましょう。また、購入時には耐久性や強度などの安全基準をクリアした「BAAマーク」を目印にすることをおすすめします。


さらに、自転車保険の加入義務を課している地方公共団体も増えています。万が一加害者になってしまった場合のリスクに備え、自分が自転車保険に加入しているか、保障内容は十分か、いま一度確認しておくことが大切です。ヘルメット着用と保険加入は、事故が起こった際に自分自身を守る上で極めて重要ですので、積極的に取り組んでいきましょう。
自転車の安全利用促進委員会は、安全で安心な自転車利用のための啓発活動を行っています。自転車の選び方からメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信や、教育関係者や学校と連携した自転車通学指導セミナーも開催しています。詳細はこちらをご覧ください:http://jitensha-anzen.com/
-
前の記事
【MATE.BIKE】三井アウトレットパーク 木更津で2日間のポップアップ開催!試乗体験や特典も 2026.09.17
-
次の記事
トヨタ財団、社会課題解決へ向けた共創型エキシビション「The Toyota Foundation Day」を初開催!46のプロジェクトが一堂に集結 2026.10.06
ボンビ~老年オヤジのバイクメンテ術を
管理しているyukun事、
ボンビ~オヤジです!笑
お金が中々捻出できずに、バイクを
諦めていたり!!
メンテナンス費用が足りない~
なんて方は、参考にして下さいませ(*^^)v
何か?有れば気軽に連絡してね~


コメントを書く